流行りの鉄自転車の本
だったら買ってなかった。 立ち読みしてびっくりした。 スチールパイプのカタログとか、ラグカタログとか、スレッドステムカタログとか、とにかくマニアック。掲載されてる半分以上はすでに入手できないアイテムなんじゃなかろうか。ちなみに残りの半分は入手困難。 あげくにフレーム自作マニュアルも載ってる。 コレ読んで「じゃあ作ってみようか」っていう読者はたぶん0だろうけど、相当力入れて作った本というのは伝わってくる。 当然おしゃれグッズの紹介はない。ドレスアップのコツも載ってない。 クロモリフレームの自転車って、ピストブームとかあって若者に人気って書いてあるんだけど、この本にでてくる人はおっさん率90%以上。 編集者もこれは(笑)と思ったのか、前島祥子ってアイドルがケルビムに自転車をオーダーするって企画がもりこまれている。 華やかさを演出するためか、ピンクのパーカー着てるんだけど、この本の中ではサムソンとナカガワのピンクのほうが断然輝いちゃってる。完全にチャリオタ向け編集。 だがそれがいい。 ムックなんでちょっと高いけど、表紙の自転車見て「カッコいい」じゃなくて「美しい」って思った人は買って間違いないと思う。