グランフォンド軽井沢 2012 走ってきました

blogほったらかして半年になりますか。
TwitterとFacebookでなんだか事足りてしまうので、面倒になってます。

2012年6月3日、グランフォンド軽井沢行ってきました。
前日に現地入りし、ちょろっと観光。
その後、軽井沢に住む知人(恩人)と合流し、そのまた知人の別荘に泊めて頂きました。

天気予報は前日の時点で曇り~雨。
念のためポケッタブル仕様のウィンドブレーカーは持ってきてるけど、大雨なら随分ツライロングライドになるなとテンション下がり目でした。

が、そこは2010年の伊吹山ヒルクライムでも発揮した「始まった途端雨が止む、ぎりぎり行動タイプの晴れ男」の私。
始まってみれば全く雨にふられることなく、それどころか太陽まで拝め、なんともサイクリング向きのコンディションの中、走ることができました。

シクロワイアードさんが取材に来られていたようで、写真が公開されていました。
左で半分見切れているのが私です。
朝は相当寒かったので、ウィンドブレーカーが役に立ちました。

スタート直後信号待ち中の写真
第1エイドステーションまで
今回の目玉、普段は自動車専用道路で自転車走行不可の白糸ハイランドウェイが走れるという、サイクルイベントならではの区間。
これがかなりの勾配。いきなり10%超の区間が1kmほど続き、先制パンチを喰らいます。
とは言っても10km弱の距離。下り区間もあるし、それを含めた平均斜度なら4%程度。坂大好きの私にしてみれば大したダメージではありません。二之瀬に毛が生えた程度でしょう。
ただしこれはヒルクライムレースではありません。ここで400mほど上ったわけですが、本日の獲得標高、発表では2,300m。あと2,000mほど上ることを考えるとなんとなく不安を感じます。

第2エイドステーションまで
第1を出てからしばらくは下り基調。ややこしいカーブもなく、50km/hで飛ばせる区間もあって寒いけど快走ルートでした。
…まあ気持よくず~っと下ったということは、もちろん次は上るわけで、嬬恋パノラマライン~バラキ湖経由で東海大学の研修センターまで、下り区間含めても平均斜度5%超を8.4km上ります。
最後の1kmは8%超。残り500mの看板が嘘なんじゃないかと疑うくらい前に進みませんでした。
ここでおにぎり、ソーセージ、バナナ、サラダ等を頂き、そういえば朝からろくに食べてないことを思い出しました。
「足が回らなかったのはハンガーノック直前だったから。ここでたっぷり補給したからまだまだ大丈夫。」
と自己暗示をかけ、このあとの不安を消し飛ばします。

第3エイドステーションまで
丘をいくつか乗り越え、大ダウンヒルという区間。
嬬恋の高原野菜
嬬恋の畑の中を走る景色のいい道でした。平野の人間にとってこの景色はとても新鮮です。これがグランフォンドの醍醐味なんだなと、ここに来てようやく気が付きました。
そして、いくつかの丘で脚を削られているのに気がついたのは真田町のエイドポイントに着いてからでした。コースプロフィールを見ると、次の区間はまた結構な上り。「登り区間では足をつかない」目標に自信をなくしかけました。

第4エイドステーションまで
向かい風が厳しい区間でした。軽い登り+向かい風は急勾配より苦手です。売り切れ状態の脚にはかなり堪えます。何名かの方に引いてもらって(というか無賃乗車ですゴメンナサイ)、省エネさせて頂きました。
そしてクライマックスが菱野温泉付近の激坂。
ガーミンの傾斜計みたら一瞬15%という数字が出てました。100km近く走って、最後の峠がこれです。主催者のドSっぷりによだれを垂らして答えましたよ。脚はつかずに乗り切りましたが、ハムストリングが攣りました。

ゴールまで
もうこの先はおまけみたいなもんです。20km以上あっておまけって言い方もどうかと思いますが、ここまでのプロフィールからしたら、余裕の平坦基調。ゴールに辿り着くための区間です。
出しきった状態なので、心拍も上がりません。スピードも上がりません。ダンシングしようにも腰が上がりません。ちょっとでも斜度があるとすぐに10km/h台のスピードに落ちてしまいます。
ヘロヘロの状態でゴールの駐車場に入ってきたらゴール真正面にカメラマンがスタンバイしていました。すぐ前にゴールした人は両手を上げてガッツポーズしてましたが、その時の私には無理。片手のガッツポーズすらきっとふらつく。ってわけで、ヘラヘラ笑いながらゴールしました。

順位をつけるレースではないので、着順は不明ですが、6時間25分位。50番以内ってところでしょうか。

厳しすぎるルートって声もあるようですが、私はかなり楽しめました。自分の足にあったプロフィールだったようです。
ロングライド系イベントって「別にイベントじゃなくても一人で同じルート走ったらいいじゃん」と毛嫌いしていたんですが、よく考えてみれば、イベントでもなければ、軽井沢までこんな厳しいコース走りに行こうとは思わないわけで、考えを改めました。
来年も今回よりぬるいコースに変更されない限りは参加しようと思います。

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