二之瀬の不思議体験

FondriestにPulsionクランクを取り付けしてもらい、ハンドル、サドルも交換。
この仕様で二之瀬いったら前回より30秒ほど遅くなった。

これはまあ、機材のせいじゃなくて実力。
前回がちょっと不思議な体験で出せたタイムだから。

実は前回、初めて「後に付かれる」ってのを経験した。しんどくてじっくり後ろを確認できないんだけど、チェーンの擦れる音と変速の音はするし、間違いなく気配はある。
でもその人、僕がペース上げても離れないし、その無理のせいでペース落ちても前に行ってくれない。中盤以降ずっと僕の後ろにいる。なんか口惜しい。なんでそういう馬鹿にしたような走り方するのかなぁ。中盤で追いついてきたんだから、僕よりずっと強い人でしょ。

追いついてくるところ確認してないけど…

なんとか振り切りたくて、最後のヘアピンの手前からラストスパート。あのポイントで30km/hとか初めて出たよ。
山頂看板でLap止めてタイムに驚きつつ、後ろを振り返ったら誰もいない。
どうやら振り切れたよう。どんな人なのか確認しようと水を飲みながらまってた。

2分経っても誰も来ない。

あのヘアピンから2分以上かかるなんてありえない。消えちゃった?

と、そんな不思議のおかげで自己ベストが出せた。なんで、あれは多分ヒルクライムの神様だったんだと思う。
“ヒルクライムの神様は気持ち悪く後ろに付く。決して引いてはくれないらしい。”
これホント。

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